カレー味について


お久しぶりです粉踊です


今日はタイトルにもある通りよくお菓子の味で見かけるカレー味について考えていきたい


スーパーのお菓子売り場を見れば色々なテイストのお菓子を見ることができる


さて早速だが

結論から言うとカレー味のテイストは不人気だと思っている



いきなり何を言っているのかさっぱり分からない人が大勢いることだろう

それかこの意見に激昂している人も中にはいるだろう




別に自分はカレー味が不味い、好きなヤツはバカ舌だとかそんなことは一言も言っていないしむしろ美味しいので普通に食べるということを先に申し上げておきたい


カレーはオレも大好きだぞ




では、なぜ不人気だと思うのかというと味が想像しやすく、仮に食べたとしてもおおよそ想像していた味の域を超えづらいという点が唯一にして最大の欠点だと考えている



自分は平均して毎月1回ほど行く煎餅の専門店(正確には"工場&店舗が一体")がある、そしてそこには様々な味のバリエーションがあり全カテゴリのラインナップを合わせたら恐らく100近く用意されている



例えばわさび、たまねぎ、ごぼう、にんにく、たこやき、ラー油、もろこし、うめ、野菜マヨその他諸々色んな味がありもちろんカレー味も用意されている

とても魅力的なラインナップだし名前を聞いただけでも何それ食べてみたいと思う商品はあると思う



今この上に挙げたラインナップの中でこれを読んでいる君たちが何か食べたくなった味の煎餅はあるだろうか


心の中でランク付けをしてみよう、だが残念ながらそのランク付けのアンサーが全てを物語る


今10種類挙げたが少なくともカレー味が上位半分の中に入っている人はとても少ないに違いない


そんなことない!と否定する人がいるのは分かるし食べたら美味しいのは分かっている、しかし以前私粉踊は衝撃的な光景を目にしてしまった


『期間限定!賞味期限間近のため割引中!』などと書いてある紙の下に大量に売れ残っているカレー味煎餅を発見したのだ

しかも深さ数十センチの段ボール2~3箱にこれらが詰まっているのをみてしまった、人気の無さがよく窺える光景だった




日本のカレー文化はここまで根付いているというのになぜカレー"味"はこんなにも不遇な扱いを受けなければならないのか、調べてみると面白いサイトを発見した




カールにカレー味が存在していたこと自体初めて知った



ある程度要約すると

日本人は昔から、外からの食材を取り込んできて独自に加工し、それを自分たちの食として定番化する営みを繰り返してきた。それはハンバーガーに醤油や味噌などの調味料を加えて作ったてりやきバーガーだったり、カレーであればカレーうどん、カレーパン、カレーまんなどと、日本独自の食を編み出し定食化させてきた。


ならカレー×お菓子はなぜ例外なのか、その一つの考察に「カレー味は強すぎる」というものだ。カレーのスパイシーな味は“自己主張”の強いものでありそれに出くわすときは「カレーに味覚を独占される」と覚悟、あるいは期待するのかもしれない。


つまりカレーに対する中心概念は、香辛料でなく料理という認識があり「菓子とカレー」の組み合わせでは、カレーが“主”にならないと「カレー味」に向き合うまでに至らないかもしれない、という。 (要約終わり)



確かにカレーうどん、カレーパンなどを見るにそこにはやはりカレーが中心的存在としてある

カレーうどんを食べることは取りも直さずカレーを食べているのと同じなのだ、多分




とはいえカレー味のスナック菓子として人気のあるものもある


それがロングセラー商品として有名な大和製菓の「味カレー」だ、独自のスパイスを使用していて長年愛されている


カレー味自体は不遇な立場かもしれないが決して廃れているわけでもなければゴーストファイターでもない





まとめると


・カレー味は確かに好むほど食べられている訳ではない

・もともとカレーというのは舌をスパイスに占領されるほど自己主張の強い味

・そしてカレーは香辛料ではなく料理という認識が恐らく強い

・カレーが"主"になるお菓子でないと見向きされにくい?



カレー味が我々の想像している味の域を出ないのは、やはりこれこそがカレーだと言わしめるほどの自己主張が足りないのではと感じる


つまりお菓子の域から出られないのだ




???「うーん……出られないのかな?おーい、出してくださいよ。ねぇ?」





粉踊(こなおど)

傷つき腐敗した心は破壊によって癒されない

0コメント

  • 1000 / 1000