ある物を蹴飛ばして怒られた話

お久しぶりです粉踊です



※画像と本文は関係ありません



最近2019年の頃に書いた自分の記事をこいつキモイなぁと思いながら見返しています

記事の題材はまだ良いが文体がもう気持ち悪すぎる


しかし来年になって今年、2020年の記事を見た時にきっと上に書いたことと同じことを思っているに違いない


常にキモい文章を書き続けている、という自覚をもってこれからもブログを書き続けるだろう




では早速本題に入ろう、タイトル通りのある物を蹴飛ばして怒られた話だ





あれは中学生の頃の話


当時剣道部に所属していた自分は部活終わりに、同じ部の友達3人と計4人で帰っていた


色々遊びながらふざけながら帰っていたのだが、そのうちの一つに石蹴りがあった



小中学生のころに誰しも行うであろうあの石蹴り



当時我々はこの行為にそれなりの熱意があって


・石のことを相棒と呼び学校から家まで同じ石で無くさずにずっと蹴り続けるルール(ちなみに最後まで蹴り続けられた石は外の玄関に飾ったり)

・思いっきり石を蹴ってなるべく少ない回数で家路にたどり着くルール

・石を蹴りながら誰が目的の地点まで素早く到達できるかというルール


どうでもいい事には想像力が働いていたのでこれ以外にもまだ細かいルールがあった気がする


他にも石蹴りに最適な石を見つけようということで手ごろな石がたくさん落ちている駐車場などにちょっとばかし寄ってみては「丸っこい楕円形」の石を探したりもしていた


そして相棒と呼び石を蹴って間違って茂みに入っては探したり...


運よく見つかったり、見つからなかったりで一喜一憂していたものだ





そんなある日、事件は起きた(というより起こしたの方が近い)


うろ覚えなので正確な人数は忘れたが、この日はいつもの友達3人+同じ部の先輩1~2人と計5~6人ほどで部活終わり家路に就いていた


またこの日も同様に石を蹴っていたのだが、道端にある"物"が外れていて自分はたまたまそれを目にしてしまった



結論から言うとこの物が後で怒られる要因となる



それは

境界標

という物だ



道路を歩いていればどこかの敷地内の角とかで幾度も見かけるだろう↓


転載元↓


自分が見かけた時の境界標はこれとデザインは少し違うがまあおおよそこんな感じだった



金属プレートの境界標がどういうわけか外れて歩道の端っこに落ちていたのだ



見つけた自分がこの後どうしたかはもう言うまでもない、しかもこの時に

「矢印の方向にしか蹴ってはいけない」

という超絶シビアなルールを付帯してそれは始まった



とはいうものの軽く蹴って方向・位置調整するのはアリだった、無駄に時間を食うことにはなるが


全員で一人一回ずつ、順々に蹴っていき自分の前の順番の奴がやらかしたら次は自分が方向調整をしたり...と遊んでいた



車道寸前の位置で車道側に矢印が向いたときなんかはそれこそもう最悪で、皆で立て直そうと躍起になったりとどったんばったん大騒ぎしていた




そんな中で事件は起こる



蹴っていたら案の定とでも言うべきか、60過ぎたおじさんに「君たち何してんの」と言われたのだった



怒号が飛ぶのかと思っていたら別にそんなことはなくあまり怖くはなかったのだが「あんたらこういうのはいけないよ」などとひとしきり言われた後、ジャージの胸元に書いてある名前をいきなり読み始めた


しかも自分も含め全員名前が簡単だったのであっという間に読まれ、覚えられてしまった


自分の中学校では下校時は基本ジャージで帰ることになっており更にジャージの上着の胸元付近に名前が書いてある


おじさんに呼び止められた場所は近くには自分の中学校しかなく明らかにそこの生徒だと分かるし、名前も憶えられてしまったのだ

幸い学校に通報されることは無かった



当時は「だからなんだよ?たったそのくらいか」と思っていたくらいだったが今考えれば通報されたらだいぶ面倒くさいことになっていただろう



お年寄りは頭に血が上りやすいのですぐに通報をし出すのも辞さない、神速で声を荒げてくるのだ



ちなみに自分の学校を調べるとヤンキーの多い中学校ランキングで無事(?)入選してしまっているしなんなら10年以上前にヤンキーによる、とある爆発事故を起こしている


在学中は落ち着いていたものの昔は大分荒れていたらしい

自分もクソヤンキだと思われていたのだろうか、いやンなことねえか




ところで中学校を卒業してから石を蹴る癖はどこかへ行ってしまった、人は知らず知らずの内に変わっていくんだな




書いててオチが弱すぎると思ったがこれ以上書くこともないのでこれで


境界標を矢印の方向にだけ蹴って進むなどはしないように皆さんも己を律しよう

粉踊(こなおど)

傷つき腐敗した心は破壊によって癒されない

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