研究室選択が辛かった件

※一部編集ミスで段落がおかしくなっている部分があります

※駄文&読了に5~10分かかります



※サムネの画像に問題があったため一旦別の画像を挟んでいます


お久しぶりです粉踊です


タイトルにもある通りですが今回は研究室決めが非常に辛かった件についてお話をしたい


そう、あの研究室だ


大学には研究室っていうものがあるんですが、4年次に研究室配属になるんですが3年の後期には研究室を決めなければならないんですよね


研究室というのはいわゆる大学の中の研究の現場で、先生と生徒が特定のテーマに対して共に研究していくところである



理系の生徒は間違いなくぶち当たることになることになるのだが、そんな理系の自分も例外ではない




一応研究室決めも一つの科目として単位が設定されている

必修で、これで単位を取れなければ留年が確定するので兎にも角にも決めるしかないのだった


ぜひ最後まで読んでてくれれば強烈なオチが待っている、覚悟して読め





今年は567ウイルスの影響でオンラインで研究室の紹介動画を見るのだがそこで自分は早速戦慄してしまうことになる


研究室の数は12,3個ほどあるのだが、全部の紹介動画を見終えたところで自分に特にやりたい分野が一つもないことに気づいてしまった



明らかに自分にとって興味のない分野(材料系など)は「あ、これは絶対無いな」としていくつか絞ること自体は出来たのだがそこからやりたいことを見つけろ、と言われれば全くどうすることもできないくらいだった



しかも不幸にも自分の学科はなんだコイツ(驚愕)みたいな俗にいう嫌な教授が3,4人もいる



さらに、研究分野がマイナー&クソカス嫌な教授というダブルパンチで例年第一希望でそこの研究室を選ぶ人が0人という最強(凶and狂)の研究室&教授が1つ存在する



というか第一希望どころか第何希望に入らない、つまり完全に皆の眼中には入っていないも同然である



第一希望の研究室に惜しくも入れなかった学生は、その後他に定員に達していない研究室へ行くのだが最終的に目当ての研究室に入れなかった負け続きの学生は最強の研究室、もとい強制収容所へと送られる



地獄かよ




他の大学がどうなのかは分からないが自分のところでは研究室へ配属希望をする際には「自分は○○なテーマで研究がしたい」ということをプレゼンしなければならないというのがある




そこから教授側が誰を取るかということを決めていく




    つまり単純に「先生が優しいから」とかで決めるのは難しい、研究テーマの方で最もらしい理由があるならまた別だが



なお、研究室に入る前にこんなプレゼンをしなければならないのは学部の、いくつかある科のうち自分の学科だけだった

意識高い系学科かよ、中途半端に傾倒している感がまた腹立つな



    ネットで探すと、どうしても研究室が決まらない人向け!みたいな記事で

    ① 教授が学生のことをよく考えているのか

    ② 研究室内での人間関係は良いのか

    ③ 拘束時間はどの程度あるのか(土日も毎日通うようなブラック研究室はやめろみたいな)






    とか見かけるし実際それも大事ではあるのだが、このプレゼンという壁があることによって興味のない分野(単純に先生の優しさなどで決めたり)への配属希望は難しいと言えよう





    興味のない分野で無理やりやりたいテーマを見つけられればいいのだが、それができたらそもそも苦労などしない

    こんな記事を書く必要など微塵もない



    クソみたいなプレゼンしたら定員ピッタリに取ることはしないのだ



 モラトリアム人間の末路がここに来て露呈した




    が、このまま強制収容所に行くなんてオチは是が非でも避けたいところでありとうとうモラトリアム人間は動き出すことにした



    とりあえず期間中は研究室見学ができるということで少しでも可能性がありそうな研究室にお邪魔しに行く




    研究室によって、希望したければとりあえず一回見学に来てテーマを相談する必要があったりとするところもあるので適当なテーマを見つけてレッツゴー




    さて実は研究室の希望人数によっては足切りも存在する、締切までに定員の1.5倍を超えると様々な足切り基準によって1.5倍以下になるまで脱落させていく



実に嫌だね



結論から言うと結局自分が配属希望した研究室は1.5倍を超えて足切りが発動することになる


と言ってもギリギリ超えただけなので足切りの人数はとても少なかった、幸甚なことに自分は足切りされることは無かった



ちなみに後から知ったのだが足切りされた人は大学でぼっちで、一人ラウンジでアニメを見るようなヲタクの子だった


以前、実験とかのグループワークで人が足りなかった時に彼と一緒にやったのだが話しかけてもレスポンスが薄く「これは...!」と察してしまったくらいのヲタクである


いや、共同作業なんだからしっかりしろや


「すいません、三種のチーズ牛丼に温玉付きをお願いします」と言えるヲタクの方がまだ救いようがある


授業中には決まって机に炭酸飲料を置いていたので周りから「○○(某炭酸飲料の名前)君」という素晴らしい名前がプチ流行(?)していた、素晴らしいな



自分自身コミュニケーション能力に誇大な自信は持っていないが最低限、共同作業するだけの能力は持ち合わせている


というかマジのコミュ障って社会に出たらどうすんだい





話が脱線したが、こうして予選足切りが終わったところで次はプレゼンのためのスライド資料を作成する段階に入る


しかしプレゼン時間はなんとたったの3分しかない、ぎゅっと話したいことを凝縮しておさめなければならない


これが中々の苦行で、少ない発表時間の中で明確なプランやビジョンと言った詳細を語らなければいけないので、とにもかくにもどういう風な原稿にするか、それに伴うスライドはどうするのかなど少しずつ組み立てていくのである


質疑応答もあるので当然こっちの方も応えられるように準備をしたりと大変なものである


大学の該当教授に身バレしたら嫌なので仔細を語ることはできないが、たった4,5枚のスライド作成に修正も含めて一週間近くかかった(多分トータル10時間以上はかけた)


丹精込めて作ったスライドとその原稿は、ノートPCにディスプレイを2つ繋げ3画面にすることでスライド及び原稿を両方表示することができ悠々と発表する準備は万全だった



こうして本番当日、余裕綽々でプレゼンを行い先生の質問などにもしっかりと答えていく


それだけではない

その先生の講義の際には任意で顔出しすることが求められているのだがしっかり顔を出し名前を売ることにも事欠かなかったし、これまた任意で提出する予習や復習のプリントもなるべく毎週出すように心がけた


特段自信があったわけではないが「何とかなるでぇ」とか「やったれムンムンかましたらぁ!」という感じではあった



3日後ほど経った日、研究室配属に関しての連絡が例の先生から来る


果たして結果は~~~????(なんでも鑑定団)


ジャガジャン!!!


落選


う~~~ん残念~~~


今だからこそこんな調子乗った感じで書いているが最初落選の知らせを受けた時は身体の中心が一気に冷えるような感覚に襲われた、恐らくお化け屋敷のような


先生本人からメールで長々と落選した旨とその理由なんかも書いてあったのだが、それらの文言は自分の落選が分かってしまった時の気持ちを打ち消すだけの存在にはなりえない


実際、今年は対面で発表ではなくオンラインでやった影響もあるだろうが前年とかよりも全体的にプレゼンのレベルが高かったらしい



実は研究室配属が決まる前からチマチマとこのブログを書き始めていたのだが、もしこれを書いていなければこの時幾ばくか自暴自棄になっていたかも分からない



何か質問があれば可能な限り答える、とメールの締めに書いてあったがもはやそんなことなどどうでも良かった


本当は一つ質問しようかと悩んだが聞いてもどうにもならないのでしなかった


自分は75%という比較的高確率のくじ引きに敗北したという事実と、人生を消去法で生きてきたモラトリアム人間が必死こいて考えた研究テーマはことごとく拒否されたことだけがただただ残り続けるのであった



スパロボFをやってたからウィンキー補正が現実世界でもかかっていたのかな


ついでに媚びを売るのにも失敗していた


後、たまたま同じ研究室を希望していた仲の良い友達は当選していた

しかも結果を聞いてきたので「終わった」と伝えて適当に心情を推し量らせておくことにした



落選って辛いな、サム


安閑を得るのはもう少し先になってしまった


ブログ的にもここから面白くなっていくかもしれない、消去法で生きてきた人間がどういう結末を迎えるのかっていうのも含めて




とはいえ、当然このまま終わるわけにはいかず次の研究室を探さなければならない



ただし大学側は馬鹿でカスで無能なのでセカンドステージでもプレゼンを行わなければならない、ゴミがよ


第一志望の研究室に落選して次の研究室を探すこと自体はもう仕方がないし良いのだが、そこでもプレゼンを行わなければいけないという点については激しく呆れてしまった


第一志望を漏れたから仕方なく選んだ、本意ではない研究室で何故こんな無駄なプレゼンを行うのか理解に苦しむ



こんな愚昧なことをするのは意識高い「系」大学の然らしめるところなのだろうか


無駄なことをする余裕があるなら少しくらいはマトモな授業やカリキュラムを組んだりしたらどうだ?



とはいうものの、自分含めた学生も学生である

意識高い系の大学なので所詮その程度のレベルの学生しかそこには入らない、認識もその程度なので出すべき課題を出さない人なども一定数いる


語り出すとキリがないので先へ進もう



当然、上記の最強の研究室は第一志望で一人もいなかった

なんでこんな研究室が存在しているか訳を教えてほしいよ


愚痴が尽きなくてお見苦しいかと思うが、ファーストステージの時点で既に9割近くの学生は研究室決めが決着したのだ


つまり自分含め少数の人間は残りの1割に取り残されてしまっている



まだブログのネタになっているし将来的に話のネタにもなるから良いかもしれないが、その渦中にいる間は自分ですら気が気ではない



ともかく第二希望を決めなければならなかった



本当は合否に関わらずプレゼンした段階で単位(点数)を取れるのは確定しているし負け続ければ最後はプレゼン無しでどっか空いている研究室に強制的に配属が決まるのだが、そうは言っても最強の研究室に放り込まれるわけにはいかずもはや仕方なく探している状態だった


ある程度興味がある分野で目星は付けていた研究室に相談しに行くも、自分の出したアイディアはことごとく突っぱねられてしまい涙が出るほど意気消沈してしまった


というかコテンパンにされたといった感じに近い、その後は帰路に就きながら必死にテーマを考えるものの「考える」よりも「悩む」に近くいつまで経っても何も思い浮かぶことは無かった


しかし3日後には第二希望の研究室を決めなければならない、悠長にボケーっとしている暇は無いのである


ここで自分はようやく興味の無い分野へと目を向けることになる

それが材料系の分野だった(他の分野に比べあまり人気がなかったので定員割れだった)



今思えばもう興味の有無ではなく出来るか出来ないかで決めていたように思う

(↑これ割と大事)



それくらい心が切羽詰まっていたのだ、考えるだけの余裕ももう残っていなかった


材料系の研究室は研究テーマが決まっていたため自ら研究テーマを一から思案する必要は無かったのだ(スライドを作るのはいずれにしろ楽ではない!)



こうして考えた結果、一枠だけ残っていたとある材料系の研究室を第二希望にすることに



が、再び悲劇は訪れる

締切の前日、その希望研究室の希望人数を確認すると「2人」に増えているではないか!


そう、自分以外の誰かもう一人が後からここに滑り込んできたのだ


貴様~ッ!!!!一番乗りでそこに希望を出して威圧していたのに恐れを知らないチャレンジャーが特攻をしかけてきたのだ(サイトの専用フォームで誰がどの研究室を希望したのか分かるシステムになっている)


この時の自分↓


他にも空いている材料系の研究室はあったのに被らせてきたのだ、当然一枠しかないので自分か相手のどちらかは落選することになる

ちなみに落選したらほぼ最凶の研究室行きは確定したようなものである


こうして締切は過ぎ、残り一枠の研究室をかけた一騎討ちに・・・


今日は厄日だわ!



ちなみに第一希望で足切りされたヲタクくんは別の研究室で早々に当選したし、最凶の研究室は第二希望でも0人だった






時は過ぎ、締切日の次の週に二回目のプレゼンはあった

当然スライドは作らねばならないし作った



あいうえお順で自分は後からの発表だったのだがそこで戦慄してしまう


研究テーマがそのもう一人の彼と被っていたのである



こうなるとどちらの内容がより良いかという純粋なバトルになるのだが少なくとも自分からすれば、相手の発表を聞き、上手だと思ったのでこの時点で既に敗北を悟った


だが悲劇はこれで終わらない


その後自分の発表に回ってきて発表したのは良いものの、自分のプレゼンが最後で時間がたっぷり余っていたので質疑応答が2分どころか5分以上も続いたのだ



その間答えに詰まったり、若干しどろもどろになったりで踏んだり蹴ったりな結果であった

マジでふざけるなよ、と腹心で思っていた



数時間後に結果のお知らせが届いたが落選した


まあそうだよね



自分からすればもう最凶の研究室に行くことは確定したようなものである



とはいえもう研究室がどうとかの話はどうでも良くなっていた

第一希望で落選した時点で自分にとっちゃ実質どの残っている研究室も皆同じなのである



確かにその研究室は皆嫌っているし自分自身も行こうとは全く思っていない(どっちかというと研究分野がマイナーすぎて選択肢に入っていないだけ)



クソカス嫌な教授とは言っても、あくまで授業ではそういう風に見えるかもしれないが研究室で絡んでみるとそうでもない場合があるかもしれないし(希望的観測


ネットで調べると、授業の時は特に何ともなさそうな教授だけど研究室でガラッと態度が変わるような教授も中にはいるらしい



ここまで落ちた自分も自分なので諦めてその研究室へ行こうと思っていたところで、そのお知らせの続きを読んで驚愕する



なんとサードステージでもプレゼンをしなければならないのだ



何を考えているんだと流石にガチギレしかけた


無益で全く意味不明なことばかりしやがってと、その研究室に配属することよりまたしてもプレゼンを行わなければならないことへの怒りが尽きなかった



どうやら研究室が残り一つになって選択肢もなく強制的に配属が決まるまでやるという、無能の極みである


今言った研究室と、残り一枠だけ空いてる他のもう一つの研究室の計二つがまだあったので多分そのせいだろう



入りたくもない研究室のプレゼンをするという中々の苦行をさらにもう一回遊ばなければならない


この期に及んでも狂った機械音声のように学生には研究テーマを見つけるように言うし、もし見つけられず苦しむやつには口酸っぱく言い叫ぶのだ



まだ第一希望のだけプレゼンなら百歩譲って分かるよ?


けれど仕方なく選んだ第二第三の研究室でもプレゼンする必要ある?


こんなことを指示する当事者は、無責任なのでいつまでも無駄なことをさせてることに気づきもしないし就職活動で大事になるから~などと相変わらず綺麗事をぬかしている



研究室決めは就活で非常に大事になるだの言っていた気もするが、そもそも就活で行きたくもなく仕方なく選んだ会社で面接する奴なんてどこにもいないのだ


やるにしてもせいぜい第一希望ぐらいだろう、というか何をもって非常に大事など言えるのかすらよく分からない





文章を書きながらその当時を思い出して大量に愚痴をこぼしてしまったことを詫びなければならない



サードステージもやはりプレゼンをしなければならないので仕方なく過去の、研究室の卒研の文集を読む



だが全く分からないときた


化学式が色々と盛り込まれたその研究室の卒研の中身を見るが、化学が苦手な自分にとってもはや何が何なのかさっぱりであった



分からない研究テーマをプレゼンするという意味の分からない事態に直面しようとしていたがここで自分はある一つの案を思いつく


もはや心の中ではプレゼンさえしなければいいと思っていたが、これはもしかしたらプレゼンせずに配属できる"かもしれない"方法であった



それは不戦敗による強制配属である




先ほど最凶の研究室と一枠だけ余っている別の研究室があると話したが、あえて全く興味の無い後者の研究室を選び、そこに入れた他人と競合するような状態になるようにしたのだ(サイトの専用フォームを見て)


そして締め切り日から一週間後にあるプレゼン発表はサボるという策略である


当日プレゼンに来ないばかりかスライドも作らないので当然のように落ちるわけだがこれによって強制配属を掴み取るという魂胆がそこにはあった


一枠に二人いるので当然一人は落ちることになる、敗北を自ら掴みに行くとともに自分自身の、教授陣らに対する僅かばかりの抵抗を表している(つもり)



まさか敗北して喜ぶことがあるなんて夢にも思わなかった



不戦敗をする予定の研究室の該当教授からメールで「当日は対面でプレゼンします」だの「あなたは一回も研究室見学やZoomにも来てないようですが~」だの「それなのになぜ配属希望を出したのか理解できない」だの「このメールの内容が確認出来たらメールをしてください」みたいなことを書いてきたが全て無視


腹立つから受信トレイに通知を出さないようにメール振り分けをしていた、安閑とした生き方をどこまでも求める学生の姿



もう成り行きに任せることにした


その教授とはもう顔合わせできないが恐らく、今後その人の講義を取ることは無いだろう





当日、当然のようにプレゼンしに学校に行く事はなく、何ならその時間帯は家でPS4で
遊んでいた


「今頃プレゼンやってるんだろうなあ」とか「私はもう一人の、他に希望している人に勝利を捧げることができたんだ」などと働かない無職ニートが思いそうな(自分が働かないことで誰か他の人が職を得ることができるという妄言)ことを適当に思いながら過ごしていると、その数時間後の夜にメールが届く



だが、なんとこれでもかと言うくらい、またしても悲劇が起こる



なんともう一人の方も、自分と同じようにそのプレゼンを欠席していたことが届いたメールにより明らかになったのである



別の友達に見せた結果↓


もはや悲劇を通り越して笑いが込み上げていた、正常性バイアスか何かかな?



もう一人の彼が何を考えていたかは分からないがこの事態に一泡吹かされた自分は一気にまた現実に引き戻されることとなった


もう一人の彼は高度な読心術か何かを身につけていたのか?それとも名将ハンニバルの生まれ変わりか?

なんという想定外の一撃だ



そしてメールの続きには「今後の希望を知らせてください」「明日中に返信をお願いします」との文面が


これどうすんだよ、やはり謎なテーマについて謎のプレゼンをしなければならないのだろうかと不安が尽きない



冒頭であれだけ足蹴にして悪口を言っていた最凶の研究室に最終的に配属する、という素晴らしいオチになったわけだがプレゼンだけはどうしても避けたいくらいその分野が分からないのだ



とはいえもう一度不戦敗をするだけの勇気も気力も残っていなかった



流石にクソ舐めすぎている真似をしたら本気で留年しそうなので、諦めて最凶の研究室へと配属希望を出す


当然定員割れなのだが、定員割れで落とされる事態になったらむしろ面白そうなので調子乗ったプレゼンをして人柱になろうとしたが留年の可能性がある以上これも断念






苦しみながらスライドを作るのか...と悶々とした日々を送っていたところにまたメールが届いた



フォースステージに回るので当該先生の連絡を待てという旨が伝えられる



配属希望を変えたので当然、次のステージに進むがもう何も驚かなくなってしまった


またプレゼンやるんだろ?もう一思いに殺してくれよと思っていたくらいである



こうしてモラトリアム人間を脱出するチャンスは失ってしまった、これからも消去法で決める人生が続いていくのだろう

人生ってなんだよ...



しかし最後の最後に奇跡(?)が起こる

後日、新たに届いたメールを見ると「○○(自分の名前)君は○○(最凶)研究室ということで決定します。」



まるで意味が分からんぞ!



まだ強制配属になる段階では無かったし何が起きたのか知らないがいつの間にか、唐突に配属が決まっていたのだ


一応サイトの専用フォームの方で自分の状態を確認すると、最凶の研究室で配属確定のマークが付いていた


えぇ・・・



こうしてよく分からないまま研究室選択(配属)は終わりを迎えたのだった




後日オンラインにて顔合わせやミーティングを授業時間内にやるという連絡が来る


しかし研究室が決まったとはいえ気が気では無かった、小言を言われるのではないかと内心ビクビクと萎縮していた


プレゼンをせずに入ったのでもしかしたら配属後にプレゼンさせられるのではないかという恐怖


当然プレゼンなど作っているはずもなければ、そもそも作れないので最後の最後の最後で爆発四散する可能性も否定できなかった



プレゼンせずに入れて嬉しいはずなのに余計な想像妄想憶測が頭を離れない、度重なってきた悲劇により思考を侵食されてしまっていた



しかもかなり理詰めな先生である

この恐ろしさは形容しがたいもので、同じ班の別の学生が学生実験で間違ったレポート(他のテーマの実験レポート)を提出してしまった際、かなりガチギレしていた


多分うっかりミスなんだろうが容赦はない


だいぶコテンパンに言った後、その学生の子が黙っていると


「黙っていればこの場が終わると思うなよ」


などと供述しており・・・




ところがミーティングが始まるや否や、先生が笑顔でニコニコしながら話していた・・・


え、これはどういう?え?と驚きを隠せなかったが、どうやらZoomのミーティングで本来使うべきルームを間違えていてアハハ、という具合である



その後は何事もなくミーティングは進み、不安要素だったプレゼンは結局無かった

全くの杞憂に終わった



人生案外これなのかもしれない↓





体験談をグダグダ好きなように語ってきたがそろそろ〆に



結局何が言いたいのかというと、全ては運次第の一言に尽きる


自分なりに必死こいて考えた研究テーマであったが、だからといって必ず受かるわけでも無いのである

テーマが他者と比べて劣っていたんだろう


人生とは理不尽に助けられ、理不尽に見放されるそんなものなのだ



とはいえ、なんで取ってくれなかったんだ!と逆上して一時的に当たり散らかしても、その希望研究室の先生の講義をボイコットしたり、そこでの課題を今後二度と出さないといった低能じみたなことはすべきではないのだ


運が悪くて研究室に希望できなかったことと、その研究室の先生の講義をサボるのは全くの別問題だ



取らなかったことを後悔させてやる!と意気込むのもそれは間違いである

どうせ一時の感情に支配されていずれ身を亡ぼすだけだからである


無駄に意気込むやつほど意気込むだけですぐ飽きるものだ



入れなかったことをさっさと受け入れいつまでも引きずらないで、新しいところでやるべきことをやっていれば結果的になるようになっている可能性が高い



そして、これだけの悲劇たっぷり(これも運)で波乱万丈の研究室決めをした自分ですら自暴自棄にならず何とかどうにかなっているので、もしこれからの研究室配属が不安だという人はどうか安心して欲しいと思う


断言するがここまで泥沼にはまるような研究室決めは存在しない、というか存在してはいけない



これを聞いて大げさだろ、と思った人はこういう変なブログがあるんだなぁとだけ頭の片隅に入れておくと良い


だが、全ては結局は運次第だということを分からない人があまりにも多すぎるのである


だから「悪いのは全部お前らのせいなんだ!」なんて言葉がでてくるのだ



そういう人たちはまず運次第だということを噛みしめて生きる必要があるだろう





来年の今頃かその辺りにもし、この最凶の研究室での日々をブログに書くことがあればいいと願う


クッソポジティブな言い方をすれば皆が毛嫌いする教授の、マスクデータである普段の様子を知れるというのはまたとないチャンスな一年なのだ


本当は嫌だけどね



あとヲタクを馬鹿にすると痛い目を見ることが分かった



ではまた

粉踊(こなおど)

傷つき腐敗した心は破壊によって癒されない

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